縄文の神聖幾何学

「ホツマツタヱ」「ミカサフミ」「フトマニ」に秘められた神聖幾何学の叡智を探る。

地球の北極の移動はアセンションの兆候か?

1.    4極化する太陽

 太陽は、約11年周期で訪れる活動ピークとともに、南北の極磁場が入れ替わります。しかし、2012年以降、2極が入れ替わるのではなく、4極になるという異変が起きているそうです。以下、2012年6月24日の日本経済新聞からの引用です。

 

 太陽に何が起きているのか。日本の太陽観測衛星「ひので」のデータからわかってきたのは、太陽の磁気構造が異常な形をとりつつあるということだ。太陽は地球と同じように南北が反対の極性を持つ「2重極」の構造だ。極大期に南北の極性が入れ替わる。

 北極がS極で南極がN極だったものが、今年に入り、南極がN極を維持したまま、北極がS極からN極に変わりつつある。このまま行くと、北と南がN極で、赤道付近がS極という「4重極」になるとみられる。こうした変則的な磁場の構造は、最近の研究によると、マウンダー極小期と呼ばれる17世紀を中心とした近世の寒冷期にも起きていたらしい。

f:id:niyatsuku2:20220205180754p:plain

掲載元:国立天文台

2.    トーラスの形の変化

 上の太陽の磁気構造の図を見ていて、ふと、「これはトーラスの形が変わったのではないか」と思いました。

 トーラスとは、軸を中心に渦を巻いた円環状の磁気構造のことで、銀河・地球・樹木・人・リンゴなど、大自然のいたるところに共通してみられます。(「アウワとトーラス」参照)

 太陽の磁気構造も同じくトーラスの形をしていますが、2012年以降、二重トーラスへと移行したのではないかと。

f:id:niyatsuku2:20220205181308g:plain
f:id:niyatsuku2:20220205181326g:plain
左:トーラス(掲載元 https://www.horntorus.de/gifs.html)、右:二重トーラス(掲載元 https://lucasschwartz.com/physics/dual-torus-gif/

3.    トーラスの骨組みの変化

 自転車の車輪が安定して回転するためには、中心軸と車輪をつなぐスポークの存在が欠かせません。同様に、トーラスが安定して回転するのを支えるスポークのような骨格があります。それはベクトル平衡体という形です。

 では、二重トーラスにおける骨格はどんな形をしているのか? 私は、それは星型二重正四面体、いわゆるマカバではないかと思っています。

f:id:niyatsuku2:20220205182211p:plain

左:ベクトル平衡体、右:マカバ

4.    マカバはアセンションの乗り物

 『フラワー・オブ・ライフ』の著者ドランヴァロが言うには、マカバにはいくつもの機能があるが、そのうちのひとつに「次元間移動のための乗り物」としての機能があるのだそうです。

 また、地球は今、アセンション(次元上昇)する時期に来ているが、実は地球だけでなく、太陽系も、天の川銀河もそろってアセンションするタイミングの中にあるのだとか。

 太陽が4極化したということは、太陽のマカバのスイッチがONになったということでしょうか!?

5.    地球の北極の移動

 ところで、最近in deepさんのブログを読んで知ったのですが、地球の北の磁極が1831年以来、なんと2250キロメートルも移動しているのだそうです。日本の本州の長さが約 1500キロメートルですので、かなりの距離を移動しているといえます。また、その多くが 21世紀になってからのものです。つまり、21世紀に入ってから、その移動速度が劇的に上がっているのです。

 さらに奇妙なことに、南の磁極はそれほど移動していないのです。そのため、in deepさんは、太陽と同じように地球も4極化するのではないか、と述べています。

f:id:niyatsuku2:20220205182518j:plain

掲載元:京都大学 地磁気世界資料解析センター

 ということは、太陽に続いて、地球のマカバのスイッチもONになった!?  アセンションは近い!?

 それはさておき、地球の磁場構造が4極化するとどうなるのかは、実際のところ誰にも分りません。近い将来、想像を超えるような天変地異が起こるのかもしれません。地球上に住むありとあらゆる生き物にとって厳しい状況になるのかもしれません。

 しかし、きっとそれは「災難」ではなく、輝ける新生地球への移行にともなう「生みの苦しみ」なのだと思います。

indeep.jp

 

文責:与左衛門、共同研究者:角大師

ご意見・ご感想をコメントいただけると幸甚です。お待ちしております。