縄文時代のヲシテ文字で書かれた『ミカサフミ タカマナルアヤ』に、つぎのような一節があります。
アメノミヲヤノ (アメノミヲヤの)
ヲゝンタケ (御丈)
ヤモヨロトメチ (八百万トメヂ)
ミノヒカリ (身の光)
モトモトアケノ (モトモトアケの)
アマメクミ (天恵み)
トゝクハシラハ (届く柱は)
スキトホル (透き通る)
ナカノクダヨリ (中の管より)
ハコブイキ (運ぶ息)
クルマノウテギ (車の腕木)
コゝノワノ (九の輪の)
宇宙の創造神であるアメミヲヤの身の丈は800万トメヂです。地球から銀河の果てまでが15万8千トメヂ、銀河の周囲が100万トメヂですから、それよりもずっと大きいですね。そのアメミヲヤの身の光は、モトモトアケ(フトマニ図の中心アウワのことで、宇宙の中心を意味する)からもたらされる天の恵みです。
天の星々はアメミヲヤの吹く息から生まれました。天に届く柱は、中が透き通った管になっていて、息が運ばれ、また、その柱を車軸として九層の輪が巡ります。
さて、以下の図は現代の宇宙物理学者の考える原初の星の姿です。驚いたことに、上の記述と極めて酷似しています。図と照らし合わせて上の文書をお読みいただくと、それが分かるかと思います。
最新鋭の電波望遠鏡によって解明されつつある原初の星の姿を、なぜ縄文人は知っていたのでしょうか? じつに不思議です。
<参考文献>
文責:与左衛門、協力:角大師
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